2025年10月、余市湾(北海道西側の積丹半島の付け根に位置し北に日本海を臨む湾)でハイブリッドドローンの飛行演習を行いました。
株式会社アクアテックと合同で実施した今回の演習では、ガソリンエンジンとバッテリーを組み合わせたハイブリッド型のドローンを使用し、海岸施設の調査・点検を想定した実証を行いました。
演習では、従来のバッテリードローンを大幅に上回る1時間半の長時間飛行(一般的なバッテリー駆動のものは40分程度)と、2kmを超えるデータ伝送を実現。長距離調査や災害時の迅速な対応に向けた可能性を実感する結果となりました。
※今回使用した燃料量:およそ2L(満タン時5~6L)
今後はアクアテック様と協力しながら、取得した画像データを用いたオルソ画像化やAI解析、GIS連携の検証を進めていきたいと考えています。
災害調査や海岸施設の維持管理に向けた新たな運用モデルの構築を目指し、引き続き技術開発を行ってまいります。
詳細や今後の取り組みについては、下記の記事もご覧ください。
→ 余市湾でのハイブリッドドローン飛行演習について