書籍

弊社で編集協力した販売書籍の紹介です

    共立文化社『空中写真判読ノート ~森林や自然環境を知る古くて新しいツール~』


    長年、空中写真判読に携わり、様々な場面にわたって空中写真判読を行なってきた筆者である板垣氏が、判読の「コツ」を広く紹介し、後進のために役立てたいとの願いから執筆した一冊です。

    空中写真判読ノート

    主な内容

    空中写真を扱う初心者から、判読経験の豊かな実務者に至るまで、幅広い読者に向けた内容と構成になっています。
    森林・林業・自然環境の分野で、著者が長年にわたり携わった実際の調査例を元に、空中写真の画像と判読した結果が具体的な解説とともに掲載されています。


    主な対象読者

    • 写真判読の技術を使い、写真からより深い情報を引き出したいと考える実務者
    • 森林情報のより正確な把握を目指す、森林・林業業務の担当者
    • フィールド調査に空中写真を利用したいと考えている学生や研究者
    • 小中学校の理科や社会の授業を充実させるためのヒントにしたい先生方
    • 一風変わった趣味を持ちたい方
    • 筆者である板垣恒夫のファンの方

    ・・・など

    定価

    1200円+税 (送料別)

    ISBN:978-4-87739-298-7

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    目次

    まえがき

    序章

    第1章 空中写真判読の基礎 -これさえわかれば、誰でも簡単にできる!

    1-1 空中写真についての基本的な知識

     1-1-1 写真の種類

     1-1-2 空中写真利用のために知っておくべきこと

     1-1-3 写真の中心投影と縮尺


    1-2 立体視についての基本的な知識

     1-2-1 立体視の原理


    1-3 写真判読についての基本的な知識

     1-3-1 空中写真判読の準備作業

     1-3-2 高さの測定

     1-3-3 デジタル空中写真の判読

     1-3-4 判読の実例

     1-3-5 判読スケールの活用


    1-4 手軽に空中写真立体視に挑戦してみよう


    第2章 判読の要点解説 -森林調査の具体的事例を見てみよう

    2-1 空中写真による森林判読の概要(森林判読の全体像の説明)


    2-2 空中写真による森林調査の手順

     2-2-1 森林の何を判読するのか

     2-2-2 樹種判読

     2-2-3 林相判読(林分分類)

     2-2-4 林相判読技術の応用(「くくりの技術」の応用)


    2-3 空中写真による森林の判読の手順(具体例を用いて手順に従い解説)

     2-3-1 林相判読規準の策定

     2-3-2 空中写真の判読(林相区分)


    2-4 空中写真による森林調査の特徴


    第3章 判読事例の解説 -いろんな調査の具体的事例

    3-1 森林(1)松くい虫被害木は空中写真でわかる(岩手県・秋田県)

     3-1-1 マツ被害木とは

     3-1-2 空中写真判読からのアカマツ・クロマツの見分けかた

     3-1-3 写真にみるマツ被害木

     3-1-4 判読に適切な写真縮尺

     3-1-5 空中写真撮影時間

     3-1-6 被害の程度を区分するための判読基準

     3-1-7 被害木と間違われる他樹種の事例

     3-1-8 マツ被害木判読のポイント

    3-2 森林(2)地すべり地形・山地崩壊地を空中写真でみる(幌延町)

     3-2-1 地すべりと崩壊の違い

     3-2-2 東部蛇紋岩地域の地すべり地形と崩壊地

     3-2-3 西部新第三紀層地域の地すべり地形と崩壊地


    3-3 河畔林(1)西別川上流域の河畔林(道東)

     3-3-1 西別川上流部の相観植生図

     3-3-2 食植性昆虫の豊富な河畔林環境

     3-3-3 河畔林環境調査に果たした空中写真の役割


    3-4 河畔林(2)ラジコンヘリ空撮写真による河畔林風倒被害木の判読(旭川市)

     3-4-1 被害の概要

     3-4-2 被害前の河畔林とその樹種構成

     3-4-3 ラジコンヘリ空撮写真から見えた風倒木被害

     3-4-4 河畔林の風倒木被害の実態

     3-4-5 立体写真で見る被害木の状況


    3-5 湿原(1)ハンノキ林の分布とその経年変化(釧路湿原)

     3-5-1 ハンノキ林の特徴

     3-5-2 空中写真でよくわかるハンノキ林の分布

     3-5-3 30年間で6倍に増えたハンノキ林

     3-5-4 ハンノキ林の分布を空中写真で見てみよう


    3-6 湿原(2)焼紋を湿原火災の空中写真からみる(サロベツ・釧路湿原)

     3-6-1 サロベツ湿原の火災

     3-6-2 釧路湿原の火災


    3-7 環境・景観(1)開拓放棄地の森林再生(知床ナショナルトラスト)

     3-7-1 知床の地理と歴史

     3-7-2 知床幌別台地・岩尾別台地の林相判読

     3-7-3 空中写真判読から見えてきたもの

     3-7-4 女房と二人で熊スプレーを持っての現地調査


    3-8 環境・景観(2)砂丘林の景観(稚咲内)

     3-8-1 相観植生図の作成と調査区の設定

     3-8-2 調査区の相観を見る


    3-9 農業―防風林(南幌町)

     3-9-1 防風林の分布

     3-9-2 夕張川の直流工事で洪水がなくなった南幌町

     3-9-3 防風林の分布調査

     3-9-4 南幌町の防風林とは

     3-9-5 防風林の判読方法


    あとがき


    著者プロフィール

    板垣 恒夫(いたがき つねお)

    技術士事務所 森林航測研究 代表

    1942年(昭和17年)生まれ。新潟県出身。航空写真による森林相判読を専門とする。

    1963年(昭和38年)技術職員として北海道大学演習林に採用される。演習林の林相図作製を担当し、経営案の策定に関わる。

    1974年(昭和49年)判読技術と森林調査への応用が評価され、社団法人 北方林業会 より奨励賞を授与される。

    1999年(平成11年)教育・研究の支援や森林の維持管理に尽力した功績が認められ、全国演習林協議会より第1回森林管理技術賞を授与される。

    現在は、株式会社フォテクにて判読技術の普及活動と、後進の指導にあたる。


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